工事も終盤になりました。今日は建具の取付工事です。
手漉き和紙を使った、襖はあずき色に楮が入っている、とても珍しい紙です。
左写真は地袋用です。手持ちの鎌倉彫の家具とコーディネイトしています。
和室の出入り口と、押入れの襖は、白地の楮入りです。
アクセントに、地袋と同じあずき色を縦にいれました。
襖紙は幅が90cmまでが規格サイズなのですが、建具が幅120cmの場合に、紙をこのように足してデザインを楽しんでいます。
幅120cmの戸襖の裏側は、タモの柾目の突板です。
木目が美しいです。