築30年程の、公団のテレビ配線は、現在の建物とは違っている部分が多くあります。
その一例ですが、壁に設けてある、テレビ配線の差し込み口は、
実は、外部に配管があり、1階から5階まで、5号室分つながっているのです。
万一、うちは使わないからいらない!と、テレビ配線を切ってしまうと、上下階でテレビが映らなくなります。 工事を請けている者としてゾッとする話です。
今回のリフォーム工事では、テレビを壁中央へ置けるようにカウンター造作します。
それに伴いテレビ配線をカウンター上に移設することになりました。
写真のように、収納部分の床下を通して移設できます。
マンションなどでも、電気配線類の移動は可能です。
カウンターの上側から見た写真です。
コンセントも新規で設置しました。
リフォーム工事では、配線なども使いやすい位置へ変更ができます。
また、写真にはありませんが、天井部分の配線など可能な限り、新規に線を入替しています。
この先30年住み続けられるように・・
見えない部分への配慮も忘れないよう施工しています。